Yasuyo World

再会

名古屋・セントラルパーク
何年ぶりだろう・・・
ずいぶんお店も変わってしまって、懐かしさより浦島太郎な気分が大きい。
ここに来たのは、とくに用事があるわけではなく、
ただ、なんとなく・・・気付いたらココにいたって感じで。

(とりあえず一回りしたからそろそろ帰ろうかな。)

地下鉄の駅に向かおうとしたその時。
私の中で時が逆流し、足がすくんで動けなくなった。
ただ一点を見つめ、まばたきもできずにいた。
視線の先には、ずいぶん前に一番大事な存在だった人がいる。
カレも驚いた表情をしたものの、昔と変わらない笑顔で手を振ってくれた。
いや、カレの姿は昔のまま。

「ずいぶん久しぶりだね。でも、すぐわかったよ。お前、全然変わってないから。」
「え~!?すっかりおばさんだよ。
 そっちこそ不老不死の薬でも飲んだんじゃナイかってくらい変わってないよね。」
「化け物みたいやんか!」

昔行きつけだったお店でお茶を飲みながら、
お互いの近況を報告し、思い出話に花を咲かせ、
「実はあの時・・・」って、当時は言えなかった思いを暴露したり・・・
偶然の再会は、この上なく楽しい時を私にもたらしてくれた。
するとカレが急に真顔になって、ポツリとつぶやいた。

「お前さぁ、今幸せか?」

ドキっとした。
ドキドキしっぱなしだった。
幸せだよ。と即答できないでいた。
言い切れる自信がない。

「子供たちが素直に育ってくれてるのは、とても幸せだよ。でもね・・・」

会わなくなった頃の思いが、心の中に溢れてきた。
ちゃんとした別れ話をした記憶は、私にはなかった。
中途半端なまま行き場をなくした思いを、私はずっと抱えていた。
今言っておかなければ・・・

「でもね・・・私を本当に幸せにしてくれるのは、アナタしかいなかったのに。
 あの日、名古屋を離れたいって言ったけど、それは別れ言葉じゃなかったんだよ。」

返事に困っているみたい。しばらく沈黙が続いた。

「そうか。そうだったのか。・・・ゴメンな。」

そう言いながら、カレは優しく頭を撫でてくれた。

☆・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ここで私は目が覚めた。
3・4年前にみた夢。コレ以来、ここに出てくるカレの夢、見てません。
伝えたかった思いを、夢の中であっても、伝えられてすっきりしたのかもしれない。 
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by sing-sing-diva | 2005-04-24 22:56 | 夢のお話
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